• 温度バリアフリー住宅
  • 1.開発の経緯

1.開発の経緯

温度バリアフリー住宅がなぜ必要なのか

温度バリアフリー住宅は体にやさしい

これからエアコン1台で家まるごと冷暖房できる魔法ビンの家の誕生をお話しさせていただきます。
以前からわたしは千葉県の冬って実は、意外と寒いなぁ!とずっと思っていました。千葉県内陸は非常に寒い(※海沿いは除きます)
そもそも千葉県内陸部は1・2月の朝には氷点下になります。県内でもっとも寒い地域です。とはいえ北海道とは比べるまでもありません。でもなぜ、そんな千葉、東京の家が、北海道から来た人に寒いと言われてしまうのか?わたしはずっと疑問でした。
廊下が寒い、脱衣場・トイレが寒い、そもそも玄関から寒い・・冬のお風呂場・脱衣場での事故、ヒートショック。温度差によるストレス。血圧の急上昇。家の中で8℃以上の温度差があるのは危険といわれます。どうしてこんなに温度差があるのか。最新のストーブやエアコンを使っているのに。二重ガラスが入っているのに・・。

だれでも我が家でけが、病気をしたくない。健康で長生きしたい。事故の原因は温度ムラ。家の中で部屋によって温度差が違い過ぎる。まして脱衣場・お風呂場では裸になるから余計、血圧にはよくない。そんな家にいても元気にはなれない。そうだ、家じゅうどこにいても温度差のない=温度バリアフリーの家を研究しよう。

エアコン1台の天井中の図そんな想いが起きたのは今から8年程前、2008年の省エネ法の改正の頃です。
・なぜ結露はなくならないのか?
・カビが発生してしまうのか?
・どうしていくら暖房をたいてもなかなか暖まらないのか?
・このすき間風はどこからくるのだろう?
まずは北海道や東北地方の家の断熱構造の研究から始めました。そこでわかったのは、まずはその発想からこの家が生まれました。

  • ○家を1個の魔法ビンの箱として考えること。
  • ○ただし、通気層を箱の外側に設け、二重構造として、建物から湿気を早く追い出す仕組みにすること。
  • ○断熱と気密の原理、通気層の役割を理解し、高気密高断熱の建物の設計がしっかりできるようになること。
  • ○そこに空調という仕組みを組み合わせて木造住宅の箱を外気の寒暖から守り、思いのままの室内環境にする。

”魔法ビンの家”実験ハウスそこで4年前についにわたしの自宅を実験住宅として新築することにしました。断熱材の性能、気密性、全館空調のための空調機とダクト配管など、魔法ビンの家にするためにさまざまな要素を組み合わせ、自分の家を使って実験しました。
そしてついに完成しました。入居後は本当に春夏秋冬と1年中どこにいても適温で快適な家かを検証。見事に夏はほぼ27~28度ぐらい、冬は21~22度をどこにいてもキープできることが実証できました。結露のほぼない、均一な暖かさ涼しさを家じゅうどこにいても体験できる家がここにできたのです。

均一というのは、これまでの冷暖房機、エアコンはもちろんガスストーブや石油ストーブ、扇風機のような強制的な風を肌に直接感じない、ふわっとした暖かさ、涼しさという意味です。これはいままで体験したことのないぬくもりのような暖かさです。おかげでわたしの家族も冬はスリッパなどはかなくなりましたし、以前より羽織るものは1枚減り薄着になりました。とても安定した室内環境なのです。

このシステムはもう一つすばらしいメリットがあります。エアコン1台ですべてを暖められるということは、非常に省エネ効果があります。従来のそれぞれの部屋に冷暖房機を置く必要がないのです。場所もとらずすっきりしていて、美観もインテリア上も素敵になります。おそらくこれはソーラーハウスより快適でなおかつ経済性も同じくらい高いことでしょう。

どうぞみなさま、これまで体験したことのないこの快適空間をぜひ味わってみてください。我が家にさえいれば、一生心地よい生活ができることでしょう。

空調経路図

他社の空調システムとの大きな違いは?

エアコン1台で温度バリアフリーが可能です。

多くの住宅メーカーはエアコン1台ではありません。高気密高断熱の性能が高く、1台のエアコンと空調機で全室へダクト配管するというシステムが業界では画期的です。

玄関・廊下・洗面室など部屋以外のスペースにも冷暖房空調があります。

結局、他社は部屋を暖めた余熱で玄関廊下洗面なども暖めようとしていますが実際は、そんな、うまくどの部屋も均一に暖まりません。吹抜けや間取りによって、空気がこちらの思い通りには広がらないのです。

コストパフォーマンスが高い!

ハウスメーカーのような莫大な広告宣伝費がかかってないため、無駄な経費が建築費に入っていません

社長自ら実施検証を行っています。

当社はこのシステムを4年前からおこなっており、第1号は社長宅です。社長の家みずから快適性・省エネ性を実証しています。また、モデルハウスとしても公開しています。
2017年7月の当社社長宅の光熱費をご覧ください。

7月は非常に暑い日が続き、5人家族の家ですが、エアコンは24時間、26~28度設定で回し続けて、他の光熱費も含めても6,000円台です。その中のおそらくエアコン1台31日24時間回しっぱなしの電気代は、3,000円台かと思われます。