A１責任の所在がはっきりしてるかどうか。

ハウスメーカーといっても、実際に建てるのは、下請け業者です。当社は、社長自らお打合せと設計をします。少数精鋭で自社のスタッフ直轄ですべてやっています。棟数がやたら多いハウスメーカーは、効率重視の流れ作業。営業も設計も現場監督もアフターも違う人たちで責任の所在があいまいで連絡不備によるミスがでやすい。図面通りでなかったり、現場監督が若くて十分指示がうまくいってなかったり・・・ほかの業界の大企業でもよくある話だと思います。

ちなみに、うちによく建築相談に来る方で多いのは、その建てたハウスメーカーが5年後10年後の不具合とその対応の悪いケースです。なぜかといいますと、建てた後のアフターでは、その時かかわった営業、設計者や職人、現場監督は、すでにいないか転勤で引継ぎが十分でないパターンが非常に多いからです。そもそも会社の責任者である社長さんの顔が見えないというのも不安ではないでしょうか。

どうしても会社が大きいと注文住宅のようなそれぞれのご家族に合ったオーダー商品は小回りがきかないようですね。コロナの時代、いまや大企業ならばぜったいに安心という時代は終わったのではないでしょうか。むしろ地元で長く支持されている地域密着の住宅専門会社の方が、かえって安定していると考えられます。当社は現社長で3代、戦前から続いております。

A２ハウスメーカー独自のルールしばりがない。

どこのハウスメーカーもルール、仕様がはっきり決まっています。建てられる敷地のかたちも、整形地と言われる大規模に分譲された区画割りされた50坪以上の土地でないと、展示場仕様で作ることはできません。探した土地がそういうものばかりではないのです。

デザインも決まってしまいます。自分の意見が通らないことが多いのです。一生に一度の家なのに、雑誌やネットで見た素敵なデザイン、外国製のキッチンとかハウスメーカーのお仕着せでない、自分の好きなモノがオーダーできない、それはどこのハウスメーカーも同じです。家づくりは、よそにはない自分のためだけの空間やデザインがあってこそ、愛着もわき、一生住みたくなるところが、一番大切なのではないでしょうか。

お客様のアタマだけにあるイメージを、どう具体化するか、それが当社の仕事なのです。
構造上どうしてもできないものは、プラン中にアドバイスさせていただきますので、安心してご相談できます。